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エクスプローラーⅠの進化形　EXPLORER Ⅱ

ロレックス　エクスプローラーⅡが発表されたのは、1971年のことです。

登山家などに向けられて開発されたエクスプローラーⅠが登場してから、

18年後に発表されたこのシリーズは、洞窟やトンネル、極地など、

太陽の光が届かず昼夜の判断が付きにくい場所で探検する人の為に作られました。

エクスプローラーⅠの人気にかげりが見え始めたころに

ロレックス社は新たなタフウォッチ『エクスプローラーⅡ』を作り、注目を浴びました。

その結果エクスプローラーⅠの人気も再燃したと言われています。

ロレックスの戦略でもあったのかもしれません。

エクスプローラーⅡの特徴

エクスプローラーⅡを見ると、目をひくのが鮮やかなオレンジ色の24時間針です。

洞窟など、日光の届かない場所を探検する場合、

明るさや暗さで今が昼なのか、夜なのかを判断することは不可能です。

通常の時計では12時間は時針が一周することで表されますが、

エクスプローラーⅡには24時間針と24時間表記のベゼルが装備されています。

オレンジ色の24時間針が午前か午後かを指し示してくれるので、

日光が届かない場所でも、判断が可能になるのです。

もう一つ、エクスプローラーⅠと異なる点があります。

それはデイト表示機能が装備されていることです。

限りなくシンプルなエクスプローラーⅠに比べると、機能の充実に比例して

針やベゼルなど個性的なデザインになっています。

シンプルなⅠを選ぶ人、多機能になったⅡを選ぶ人、

そのどちらも満足させるエクスプローラーを生み出した

ロレックスは間違いなく世界トップの時計メーカーといえるでしょう。

エクスプローラーⅡのロングセラーモデル

1971年に発表された初代エクスプローラーⅡ　Ref.1655は

1987年ころまで生産された人気モデルです。

ケースサイズは40ｍｍでⅠよりも少し大きめとなっており、視認性が高くなっています。

防水機能も100ｍとなっており、探検家向けに開発されたエクスプローラーⅠの

進化形モデルとして高い人気を誇りました。

Ref.1655は約16年間生産され続けた、いわゆるロングセラーモデルです。

しかし、16年もの間に全く変わっていないかというと、そうではありません。

デザインのマイナーチェンジが3回ほど行われています。

①初期に約1年の間に生産されたモデルの秒針は、シンプルなストレートの針

②翌年1972年に生産されたモデルの秒針は夜光塗料が施されたドットが付いており、

ベゼルの表記がベゼルの幅中央寄りになっている。

③1974年から1977年頃に生産されたモデルのクロノメーターの表記が真ん中で

揃うように整えられている(センタースプリット)

これらの3つの変化はマニアの間で、マークⅠ・マークⅡ・マークⅢと呼ばれており、

特に生産年数の短いマークⅠは希少性が高く、買取価格も高くなる傾向があります。

GMT機能を持つようになった第２世代

1988年に発表されたエクスプローラーⅡ第2世代のRef.16550から時針と24時間針が

別々に可動することが出来るように改良されました。

その結果、GMT機能を果たすことが可能となりました。

リューズを一段引いて回すと、短針のみが単独で動くようになります。

24時間針は動かないので、例えば時差のある国に行った際、

短針をその国の時間に設定すれば、24時間針は時刻を示したままなので

２つの場所の現在の時刻を知ることが可能になります。

インデックスのデザインは、バーインデックスからドットインデックスに変更されており

ドットインデックスは現在も変わっていません。

Ref.16550には黒文字盤・白文字盤の他に淡いクリーム色のようなアイボリーの文字盤のモデルがあります。

そもそもキャリバーの事情から生産期間が短い為、Ref.16550自体希少価値が高いのですが、

アイボリー文字盤はレアモデルとして高価買取がさらに期待できるロレックスの一つです。

デザインの洗練・機能が充実した第３世代

1991年に第3世代のRef.16570が発表されます。

1991年から2010年まで生産された名機とも呼ばれるRef.16570。

Cal.3186が搭載され、約２０年というロングセラーを記録しました。

その間に夜光がトリチウムからルミノバに変更されたり、

ロックがダブルロックになるなど、マイナーチェンジは行われています。

誕生40周年にモデルチェンジ

2011年、基本デザインは大きく変わりはしなかったものの、

ムーブメントなどほとんどの部分が一新されたRef.216570が発表されました。

ムーブメントはCal.3187というエクスプローラーⅡ専用のキャリバーに変更。

それまではGMTマスターⅡと同じムーブメントでしたが、

冒険家の為の腕時計の名にふさわしく、耐衝性を高めるための機構

パラフレックス　ショック・アブソーバーを装備した独自のムーブメントに変更されました。

他にもブルーパラグロム ヒゲゼンマイなどの最新技術により、耐磁性が向上しました。

そしてケースの大きさが前モデルは40ｍｍでしたが、42ｍｍにサイズアップ。

ケースが大きくなった分、インデックスや24時間針の矢印部分も比例して

サイズアップし、視認性が向上しました。

24時間針や文字などにオレンジカラーが採用され、どことなく

初代モデルを彷彿とさせる原点回帰ともいえるデザインになっています。

新しいキャリバーを搭載した現行モデル

誕生50周年でもある2021年に現行モデルのRef.226570が発表されました。

同じ年にエクスプローラーⅠも新作Ref.124270と、初のコンビモデルである

Ref.124273が発表され、話題になっています。

50周年の節目に大きな変化があるのではという声もありましたが、

デザインに大きな変化はなく、キャリバーがアップデートされています。

Cal.3285が搭載されています。

6時位置のSWISS MADEの間に小さな王冠マークが付いているのも

現行モデルの特徴です。

ラグが前モデルに比べて細くなっているので、バランスの取れた

シャープな印象になっています。

ブラックダイヤルに加え、ホワイトダイヤルもあります。

ROLEX EXPLORER Ⅱお売りください

さくら鑑定では、エクスプローラーⅡの高価買取をしています。

ROLEXは唯一価値の下がらない時計です。

特にスポーツモデルは人気が高く、買取価格も高くなっています。

エクスプローラーⅡもその中のひとつで、高価買取が期待できるモデルですので、

ご不要になったロレックス　エクスプローラーはさくら鑑定にお売りくださいませ。

古いモデルのエクスプローラーⅡも喜んで買取致します。

箱や保証書、余りコマなどの付属品をお持ちの場合は必ず

ご一緒にお持ちください。買取価格アップにつながります。

さくら鑑定には専門のスタッフがおりますので、本体のみでも買取り可能です。

丁寧に査定いたしますので、安心してお任せください。

壊れたロレックス買取致します

動かなくなっている

ガラス面が割れている

ベルトがちぎれている

ベゼルが取れている

このような状態でもさくら鑑定は喜んで買取致します。

また、保証書が無いので本物かどうかわからないという場合もあるかと思います。

さくら鑑定にはROLEXの買取経験が豊富なスタッフがおります。

どのような状態でもお気軽にお持ちください。